加速する地球温暖化
先日Podcastでニュースコネクトを聞いていると、どうやら地球温暖化が加速しているらしいということを耳にした。
News Connect ~あなたと経済をつなぐ5分間~: 【5月26日】地球温暖化が加速、2027年までに1.5度超える可能性は66% on Apple Podcasts
世界気象機関(WMO)は年次報告書で、今後5年間のうち少なくとも1年間で世界の気温が産業革命前の水準より1.5度以上高くなる可能性は66%に上ると明らかにした。温室効果ガスに加え、近く発生が予想されるエルニーニョ現象が影響するという。
地球温暖化の原因は、主に世界が石油や石炭などの化石燃料を燃やし続けていること。世界気温はどんどん上昇しており、その傾向は減少する兆しも見えないらしい。
確かにここ数年、地球温暖化が進んでいるのを実感している。ただ自分がアラサーになって、年々若々しさがなくなっているというのもあるかもしれないが、それにしてもここ数年の夏はマジで暑い。命の危機を感じるほどだ。僕の仕事は現場での作業もあるため、夏の暑さは本当に怖い。これまで社会人になってからは運良く熱中症にならなかったが、ふらふらしてきたり「このままいくとやばいかも」というシーンが何回かあった。
「入社したころってここまで暑く無かったよな?」と、ここ数年同僚と話している。これが地球温暖化の原因なのだろうか。仕事に限らず、夏は街中を歩くのも辛い。夏のニュースでは毎年『記録的猛暑』なんて言葉を耳にする。毎年毎年聞いていると「どんだけ記録すんねん」とつっこみたくなる。もし地球温暖化が進行しなくなれば、こんな言葉がニュースに出てくることは無くなるのだろうか。
これ以上暑くなるのも困るし、というか普通に生活に支障をきたしそうな勢いだ。このまま温暖化が進んでいくと大雨や洪水などの異常気象や、農作物にも影響が出る可能性があったり、その他地球温暖化が与える影響は大きい。実際大雨災害では大きな被害を受けたというニュースは目にしたことがある。我が家はせっかくマイホームが完成したばかりだというのに、災害で家が壊れてしまったら…なんて考えたくもない。
個人で出来る活動とは
環境問題は普段の生活では忘れがちな事柄だが、ないがしろにしていると自分の大切なものや命にも関わる重要な問題だ。定期的に、事の重要さを考え直す必要があると思っている。
だがそうは言っても自分個人が出来ることは限られている。地球温暖化を防ぐためには二酸化炭素の排出を抑える必要があるが、その二酸化炭素の主な発生源は火力発電や工場で発生するものだ。それらをクリーンエネルギーに変換したり、排出を抑えない限り二酸化炭素を減らすことは出来ない。
今や国が、世界が二酸化炭素の削減を訴えているから企業に任せるしかないというのも違う気がする。新たな技術を開発して、それを実用化するにはそれなりの時間を要するだろう。ただそれを待っているだけでは確実に地球温暖化は進行していく。
昔から地球温暖化に対して個人で出来ることとして節電がよく挙げられる。とはいえ節電と言われても個人でやるちまちました節約なんて、大した効果は無いと思っていた。だが調べてみると、小さな節電を積み重ねると1年間で1家庭でも杉の木約12本もの二酸化炭素削減になるらしい。「杉の木○本分の節約になる」なんて言われると、節電の大切さを実感させられる。
実際こんな理想通りの削減効果があるかは分からないが、杉の木一本分でも削減出来る効果があるのならやる価値はある。年々電気代は高騰しているし、家計を守る為にも節電は積極的に行わなければ。
節電の他に、個人的に効果があると思っていることは自然保護団体に募金をすること。木を植えたり、環境保護の活動をしたからといってすぐにすぐ現在進行している地球温暖化を食い止めれる効果は得られないかもしれない。だけど長い目で見た時、自分が寄付したお金が地球環境のために使われれば必ず良い方向に進むはずだ。僕は昔からそう考えて時々募金をしている。
環境保護団体なんて胡散臭いなんて意見も少なからずあるようだが、僕が募金したお金が何かしらに使われれば、とりあえず経済は回ってくれるはずなので、景気をよくする活動にもなると思って募金をしている。
地球温暖化を食い止めるために個人で出来ることは少ないが、こうしてブログやSNSで環境問題について発信することも1つの取り組みだと思っている。去年の夏も暑すぎてうんざりだった。これ以上、温暖化はして欲しくない。これから本格的に暑くなるだろう。今年の夏は、夏の暑さで地球温暖化を体感しながら危機感を感じて、少しでも環境に良い行いをすることにしよう。