ゆうまるらいふ

悩めるサラリーマンの頭の中

心に『仕事』の呪いがかかると気が休まらない

心に『仕事』の呪いがかかると気が休まらない

 

11月の最終日に急に投げられた重たい期限付きの仕事。設備改造を依頼する案件で、ざっくりとした内容しか知らないままに、工事依頼をするべくおおまかな仕様決めや変更に関する手続きやら、初めてのことばかりの仕事を振られた。しかも期限は12月末まで。

役職が変わってまだ間も無く、ただでさえ慣れてないことが多いのにめちゃくちゃに重たい仕事を投げられてしまった。正直僕が来る前から少しでも進めてくれればこんなに焦ることも無かったのに。。もっと余裕を持って進められたのに。。そんな不満を爆発させたいくらいだったが、皆多くの仕事を抱えていて僕よりも仕事が出来る人ばかり。時折助けをもらいながらも頑張るしかなかった。

 

重たい仕事がのしかかった時、心にその『仕事』の呪いがかかってしまう。会社ではその仕事を終わらせないといけないと常に焦ってしまうし、家に帰っても、休日でさえもその仕事を思い出して憂鬱になる。

この呪いを解くにはその仕事を終わらせてしまうしか無く、家では少しもその仕事に着手出来ないため「こんなモヤモヤするくらいなら早く仕事したい」という考えに陥ってしまう。仕事したくないのに仕事したいという、なんともおかしな言葉が生まれるのだ。仕事ばかりの人生は嫌なのに、仕事を抱えすぎると時間が全然足りないから仕事したい。

 

結局年末年始が挟んでしまうため12月までには終わらず、少し心にしこりを残したまま正月休みを迎えることになりそうだ。とはいえ一番大きな山は超えたので、なんとか正月休み中は心穏やかに過ごせそう。仕事の呪いが徐々に解け始めた。

 

まあここまで重たい、しかも期限も短い案件は今後1年に一回あるかくらい(だと信じたい)なもんだ。まだ完全には終わってないけど、今回は本当によく頑張った。初めてにしろもっとこうしとけばよかった、ああしとけば良かったと反省することはたくさんあったけど、苦手なこともたくさんこなしたし人間としても成長出来たと思う。完全にこの案件を片付けられたら、盛大に祝いたい。

 

本当は仕事のことなんて会社を出れば一瞬で忘れられるほどのメンタルが欲しいんだけど、残念ながら自分にはそのスキルはまだ身についていない。仕事を頑張れるのは自分のいいところではあるのだけれど、その結果呪いにかかるとストレスを貯め混み続けて自分でも「ちょっと危ないな」と感じてしまう。

 

ほどほどに。所詮仕事なんだからきっぱり切り替えて。結局呪いをかけているのはストレスがかかる仕事や人のせいでは無く、切り替えられない自分自身のせいなのかもしれない。一歩でも会社の外に出ればスパッと仕事のことを忘れて、会社に出た時にリフレッシュした体で全力で仕事する。そんな人がデキる社会人なのかもしれない。2024年はそんな社会人に近づけるだろうか。