ゆうまるらいふ

悩めるサラリーマンの頭の中

引っ越しというものは大抵憂鬱だ

引っ越しというものは大抵憂鬱だ

待ちに待ったマイホームの引き渡しを控えて、粛々と引越し準備を進めている。引越しの日程を逆算しながら「もうこれは詰めても大丈夫かな」と考えながら段ボールに物を詰める日々。

1人暮らしであれば旅行カバンに収まる程度の本当に最小限の物さえあれば生活出来るが、2人暮らしとなると必要な物はなんやかんやで増えてくる。これまで一人暮らしの引っ越しを2回経験してきたが、やはりそれと比べると大変だ。

 

子供がいる家族の引越しなんかは、相当大変だろう。僕は親の転勤が多い、いわゆる転勤族と言うやつで家族で5回の引越しを経験している。今考えると、小さな我々子供達を育てながらの引越しは相当大変だったろう。今更ながら、親の偉大さを実感した今日この頃だ。

 

新居に住む楽しみ、特に今回はずっと楽しみにしていた新築戸建てへの引っ越しなので、これまでで1番引っ越しが楽しみな気持ちはある。

しかし今回はマイホームへの引っ越しなので、休日もローン契約のために印鑑を押しに行ったり、まだこれから始まる外構工事の最後の打ち合わせをしたり。引っ越し準備をしないといけない大事な休日に、さらにいろんな予定があってのんびりしてられない。

 

引っ越しというものは大抵憂鬱だ。仕事から疲れて帰ってきても、部屋はダンボールの山。帰ってからも少しでも引っ越し準備を進めていかなければならないので、家に帰っても気が休まらない。

今でも思い出すのが、社会人1年目の終わり頃に引っ越しをした時のこと。その頃は今よりももっと仕事のストレスが大きかったので、仕事から帰っても殺風景な部屋に気が休まらず、毎日とても憂鬱だったのを覚えている。8年ほど経った今でも鮮明に思い出せるくらいだったから、相当辛かったのだろう。

 

引っ越しに備えて仕事を控えめにしたいところだが、ちょうどこの引越しの時期に自分が任された大きな仕事があり、毎日目まぐるしく働かされている。正直言ってマジで最悪だ。

こちとら仕事なんかしている場合じゃないのだ。会社でも、新居で使えそうな便利なものを調べたりして、新居への夢を膨らませたいところなのに。普段よりも休憩時間を取れないし、貴重な休み時間も疲れてしまってついついだらだらして終わってしまう。平日も休日も、こうしてブログを書く時間が全然とれない。

 

引越し日も、とうとう1週間後となった。とりあえずはあと1週間の辛抱。もしかすると引っ越した先でも、ダンボールの開封作業が進まずまだ憂鬱を引きずっているかもしれない。そう思うとさらに憂鬱になる。そのうえ今の忙しい業務も、この1週間が山場だ。本当に何もかもドンピシャで来やがる。相当に運が悪い。

 

この1週間は仕事もプライベートも忙しさの山場。心も身体も潰れてしまわないかが心配だが、引越しの憂鬱さにも負けず、新居への夢と希望を持って日々を過ごしていくしかない。スマホで新居の間取りなんかを見ているとわくわくするが、目の前の段ボールの山を見るとまた目の前の現実に引き戻される。引越のサカイの可愛いパンダも群れになると、恐怖すら感じているほどに、それなりに心は憂鬱なようだ。