ゆうまるらいふ

悩めるサラリーマンの頭の中

愚痴を言う自分が嫌い

愚痴を言う自分が嫌い

仕事をしていると、他人に不満を感じることが多い。その人の仕事の出来の良し悪しだったり、仕事に対するやる気や態度だったり。何かと他人に対しての不満は溜まるものだ。

だがよっぽどのことが無い限り、その不満を直接相手にはぶつけないようにしている。というか小心者なので、人に直接怒るのが苦手というのもあるけれど。直接怒っても、そのせいで相手が嫌な態度を示せば、きっと怒ってしまった自分はさらなる怒りとともに自己嫌悪が生まれ怒ってしまったことを後悔するはずだ。

直接怒ることはないけれど、愚痴をこぼすことは多い。独り言のように愚痴をこぼしたり、同僚と愚痴を言い合ったり。特に仲が良い同僚と話している時は、つい日頃溜まった愚痴をこれでもかと吐き出してしまう。

 

大抵そんな愚痴を吐き出している時は、口から言葉が出ていく瞬間はスッキリするけれど、ふと冷静になってみると自分の吐き出した黒いものが自分の周りを渦巻いていることに気付く。僕は愚痴をこぼす自分が嫌いだ。

自分が吐いて出来た黒いものを見て「またこんなに愚痴を吐いてしまったのか」と後悔する。性格の悪い人間になりたく無い。なにより他人から「こいつ性格悪いな」とか「偉そうだな」なんて思われたく無い。

愚痴を言いすぎることによって生まれる感情は自己嫌悪だけではない。自分が愚痴を言うことによって「自分も周りから愚痴を言われているのでは無いか」という不安が生まれる。そのせいで自分の細かな発言や小さな失敗に落ち込むことになるのだ。そうして心を張り詰めた結果、心に余裕が無くなり、他人の嫌な部分に我慢出来なくなって愚痴をこぼしてしまうのだ。完全に負のスパイラルである。

 

この負のスパイラルから抜け出す方法を模索している。そのために自己啓発本なんかを読んだりする。すぐイライラしてしまわないように、アンガーマネジメントを身につけることが必要なのかなと思ったりするけど、なかなかすぐ身に付くものでも無い。

 

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すぐ身に付くものでも無いから、こうして定期的にアンガーマネジメントを意識することが大切だと思う。人間そう簡単に変わることが出来るなら、ここまで自分の人生苦労していない。自己啓発本を読んだり、こうして冷静になって考え直したりする時は「今度から気をつけよう」とか「こうなった時はこれを意識しよう」とか考えれるんだけど、いざその場面に直面した時、瞬間的に体はいつも通りの反応を示してしまう。

これが非常に難しいところだ。瞬間的に負の感情が生まれてしまった時、時すでに遅しで口から愚痴が漏れ出ている場合がある。堪えることが出来たとしても、そのイライラを押さえつけて、フラットな心に戻すのには時間がかかる。なかなか自分を変えることは難しい。それでも愚痴がつい漏れ出てしまったとしても、その後に「あ、また愚痴をこぼしてしまったな 次回はこうしなきゃ」とすぐに考えるだけでも効果はあるらしい。こうしてブログに書き殴ることも、多少効果があるのだろうか。

 

「愚痴をこぼす自分が嫌い」なんて自己肯定感を下げる発言をしてしまったけど、そんな自分を受け入れることも、この負のスパイラルから抜け出す方法の一つなのかもしれない。