ゆうまるらいふ

悩めるサラリーマンの頭の中

なぜ大人になると周りと比べるようになってしまうのか

なぜ大人になると周りと比べるようになってしまうのか

僕はつい周りと比べて、勝手に落ち込んでしまうという悩みを持っている。主に仕事でそんな悩みを感じることが多いんだけど、同期や歳の近い後輩のすごいところを見るとなんだか心がもやもやしてしまう。

それでイライラすることとかは無い。自分をよく見せるために他人を陥れようとも思わない。ただ、周りと比べて勝手に落ち込んでしまう。「あの人と比べ、自分は仕事が出来ないやつだと思われていないか」と考えてしまう。でもありがたいことに、実際そんなことを言われたことはほとんどないのだが。言われたことが無いのに、勝手に被害妄想をして落ち込んでしまうのだ。

 

周りと比べるようになったのはいつから?

なんで自分は人と比べてしまうんだと落ち込むことが多いけど、ふと「いつからこんな悩みを感じてるんだっけ?」と考えてみた。すると周りと比べるようになったのは社会人になってからだということに気がついた。

 

そういえば学生の頃はこんな悩みは感じていなかったと思う。学生の頃の方がテストの成績にきっちり順位を付けられていたから、周りと明確に比較されるので気になりそうなものだけど。友達と順位を比べて勝った負けただの話をすることはあっても、その結果で悔しい思いをすることはあまりなかった。少なくとも、落ち込んだり劣等感を感じるものではなかった。

 

もし成績の順位を気にするのなら、1位をキープし続けないとスッキリすることはないだろう。当時の僕の学力からすれば確実にそれは無理だったし目指そうとも思わなかった。

なぜ大人になると周りと比べるようになってしまうのか

ではなぜ大人になると周りと比べて落ち込むようになるのか、それは『社会人は仕事が出来ないと怒られたり、他人から嫌味を言われたりする可能性があるから』ではないだろうか。

もちろん誰しも怒られるのは嫌だろう。周りと比べられて怒られることがあれば、必然的に周りが気になって、自分のダメな部分を痛感して劣等感を感じてしまう。

 

しかし直接的に怒られることは無くても、陰で自分の失敗や出来の悪さに悪口を言われているのでは無いかと不安になる場合もあると思う。僕の仕事は技術職であり、仕事が出来る出来ないがハッキリする。そうなると他人の仕事のやり方や、スキルの差に不満を感じ、同僚と愚痴を言い合ったりする場面が多い。

そのため陰で自分も他人と比較されたり、仕事無いように不満をもたれたり、陰口を言われたりしていないかと不安になる。きっと僕が社会人になって他人と比較して落ち込んでしまう性格になってしまったのは結局『周りの目を気にし過ぎた結果』なのだろう。

結局自分に出来ること

周りと比べて落ち込んだりしないために、自己啓発本なんかを読んで学んだりすることが多いけど結局周りと比べたって、少しずつ自分が成長していくしかないんだと思う。自分に出来ることって、毎日0.1%でも成長していくことしかない。

 

yuumarulife.net

周りの目を気にし過ぎない方法を学んだり、実践することはすごく大切。でもまず出来ることは仕事で言えば毎日0.1%でも成長し続けて少しでも自分に自信を持てるように努力すること。自分のスキルが上がり、自信が持てるようになれば周りと比べることも少なくなるかもしれない。結局自分の意識を変えるのも、実際にスキルを上げるのも、日々少しでも成長していくしか方法はないのだから。

つい周りと比べてしまって落ち込むことがあっても、今の自分に出来るのは0.1%の成長を続けることだ。