ゆうまるらいふ

悩めるサラリーマンの頭の中

あなたが居なくても会社は回る

 

コロナ療養もあと明日で終わり。明後日には仕事復帰になる。

濃厚接触期間も含めると10日間も会社を休んだ。ここまで会社を休むのは久しぶりだ。

まだ咳が出るし、気力と体力の低下を感じるし、仕事復帰に少し不安を感じている。

 

それにしてもまあ、10日間も会社を休んでも職場は何も問題なく回るものである。

とはいってもまだまだ中堅程度の一般社員が少々居なくなったところで、もちろん回るのは当然なんだけれど。

よほど人員が圧迫されていたりとか、個人が抱える仕事が多いとか、そういう場合を除いては大抵のことは代理を建てたり、仕事を振り分けたりして案外何事も無かったかのように回っていくものだ。

そう考えると少し寂しいような、少し卑屈な気分になったりする。

 

人間だれしも承認欲求というものがあって、誰かにとって特別な存在でありたいと思う。このしょうもない承認欲求のせいで、小さなミスやすぐ周りを気にして落ち込んでしまう。

こうして長期間休んでも何も問題ないんだなと身をもって体感すると、自分が職場にとってそこまで必要とされていないんだなと思ってしまう。

なんてメンヘラ発言をしてしまったが、このデメリットとも取れる考えこそが、会社員でいることの大きなメリットではないだろうか。

こうして10日間休んだとしても、何事もなく職場復帰が出来て、月末が来ると変わらず給料が振り込まれる。

フリーランスや自営業では、10日間の突発な休暇はなにかしら影響が出るだろう。

 

病気で突発で休むときに、会社へ連絡する時ものすごく申し訳なく感じてしまう。

少なからず迷惑はかけてしまうし、なんだかすごい悪いことをしてしまった感じがして。でもまあ今回長期間休んで改めて感じたけど、自分が休んだって職場からしたら大したことない。

なんならそれってお互い様というか、みんな同じようにたまに病気などを理由に突発で休むけど、なんだかんだ調整して何事も無かったかのように回っていく。

そう考えると、突発の休みも少しは気楽に考えられる気がする。

 

だからって少なからず迷惑はかけてしまうので、感謝と申し訳なさはある程度必要だけど、ただでさえ病気で辛いんだから、余計に気持ちを落ち込ませる必要はないのかもしれない。

自分なんて居なくても、変わらず会社は回るのだから。