ゆうまるらいふ

悩めるサラリーマンの頭の中

仕事をしない先輩や上司に疲弊しない考え方

仕事をしない先輩や上司に疲弊しない考え方

 

ぜんぜん仕事をしない先輩がいる。仕事中もちょっと仕事したらすぐ携帯いじるし、さらに休憩時間もしっかり休憩する。みんなそれぞれ仕事を抱えつつも協力し合いながら働いているのに、その人は「自分はこの仕事があるから」と協力しないかお願いされるまで自分から動こうとしない。目の前で上司がもっと仕事をしているのを見ても自分はさぼってばかり。そのくせ自分はめちゃくちゃ仕事してると自分では思っているからタチが悪い。

 

こんなひどい先輩が職場にいる。いやーほんと、こうして書いていると腹が立つくらいに子供みたいというか、人としてありえない行動をする人間がいるものだ。おそらくこういう残念な人はどの会社にもいるのだろう。あなたの職場にも、こんな人がいて悩ませれてはいないだろうか?

 

こういう人がいるとモチベーションの低下にも繋がる。なんで俺よりも仕事しないくせにあいつの方が給料が多いんだ、こんなにさぼってばかりで許されるなら俺だってさぼりたい。こんな風にモチベーションが下がってしまう。かといって当たり前のようにそんな人と同じくサボれる訳はなく、やるべきことは沢山あるし他の同僚に迷惑をかける訳にはいかない。そんな仕事をしない先輩と同じようなことはしたくないし、同じように周りから陰口を言われたくない。

 

そしてこういう人がいて1番問題なのは見ているこっちがイライラしてしまうことである。その人が仕事をさぼっているのを見た時にものすごくイライラしてモヤモヤした気分になる。1日に何回もそんな姿を見てイライラしているとなんだか無駄に疲れてしまう。同僚と愚痴を言い合って一時的にスッキリしてもすぐイライラは溜まっていく。

 

そんな日々を送っていたある日、仕事中に天啓を得た。仕事をしない先輩を目にするたびにイライラするのは疲れてしまう。イライラしたくなくても目に入るとだめだ。もしかするとそれはその人に期待をしているからなのかもしれない。なので考え方を変えてみる。『この人は人の気持ちも考えることが出来ない、この歳になっても周りを見て考えて働くことも出来ない可哀想な人間なんだ』普通の人だと考えてしまうからいけない。もう一切期待せず、この人はこんな可哀想な人なんだと割り切って考えることにした。

 

人というのはそう簡単に変わることは出来ない。ましてやいい大人になってからなら、よほど大きな出来事がない限り変わることは出来ないだろう。自分が文句を言ったって逆に余計こっちがストレスを感じることになりかねない。もうそういう人は、諦めるしかない。上司に相談出来る機会があればするくらいでいい。もちろん自分に仕事を投げられたりするようなことがあれば上手く跳ね返す必要はあるけれど。その人がいないものだと考えれば、たまに自分の仕事を協力してもらって自分の仕事が少し減ってラッキーくらいの存在だと思えばいい。

 

それくらいの気持ちで考えることが出来れば、仕事をしない先輩のせいで無駄に疲弊することがなくなるはずだ。そう思って最近仕事に臨んでいる。とは言ってもすぐにすぐ割り切れるものでもないので、まだイライラしてしまうことの方が多いけど、以前よりはましになった気がする。もう無駄に仕事をしない先輩を見て疲弊したりなんてしない。