持ち家派か賃貸派か。
いつか雑記ブログの方で取り上げようとしていた内容でしたが、はてなブロガーのお題で取り上げられていたのでせっかくならとこちらで書こうと思います。
お題「みなさんは賃貸派ですか? 持ち家派ですか? 最近家を買ったのですが、家の間取りを見るのが好きでいろいろな家に住める賃貸も改めて魅力的だなと思いました。皆さんはどちらですか?」
ちなみに、僕は持ち家派です。現在ちょうど家の打ち合わせ中で、もう半年後には家が完成してる予定。
ただ僕も今現在家を建ててはいますが「これからの時代は持ち家か賃貸どちらが良いのだろうか」と考えてしまうこともあります。
そんな持ち家派である僕が考える持ち家派の考えと賃貸についての考えを書いていきたいと思います。
持ち家派の意見
僕が家を建てようと思った理由は
- 一軒家に憧れがあった
- 家族と広い家に住みたい
- もしもの時に家族に住居を与えるため
- 老後のため
おおまかな理由はこんなものでしょうか。
一軒家での暮らしに憧れがあった
親の転勤が多く、いわゆる転勤族と言われる家で育ちました。そのため今までアパートやマンションにしか住んだことがない。
人間ないものねだりな生き物なので、一軒家に暮らしたことが無い人間は一軒家に憧れを持ってしまうものです。
我が家はまだ子供はいないですが、そろそろ子供が欲しいと思っています。
やはり家族が増えると、家が広い方が生活はしやすくなると思う。
物をあまり持たない人だったり、整理整頓が得意な人なら大きい家で無くてもいいかもしれないが、残念ながら我が家はそうではありません。
家族が増えればさらに物は増えそうだし、広ければ広いほど良いと思っています。
家を建ててみて改めて知りましたが、最近は家も進化していて、おしゃれになったり便利さも上がっていたり。
キッチンなどの設備はおしゃれだし、食洗機もついたりで便利になっているものがたくさんありました。
書斎やスタディースペースを作ったりと、住むのが楽しみになるものばかり。
今はInstagram、ブログ、YouTubeに家づくりを紹介しているものがたくさんあり「こんな家に住んでみたい!」という情報で溢れています。
注文住宅であれば本当に自分達の好きなように家を建てることが出来るので、普段家で過ごす幸福度は爆上がりすると思います。(これから家が建つので少々大袈裟かもしれないですが)
持ち家はもしもの時の備えになる
一般的には、家を買うと銀行から住宅ローンを組むことになります。
住宅ローンには団体信用生命保険という制度があり、要はローンを組んでいる僕が死んでしまった場合、残りのローン残高が0になり家族に家を残すことが出来るんです。
死亡してしまった場合だけで無く、がんと診断されれば同じく住宅ローンが免除される特約もある。
このように住宅ローンは保険としての役割もあります。
今は超低金利時代で住宅ローン控除まである。それらを考えると下手な保険よりも安くなると思います。
もちろん自分が死んだり、がんになることなんで考えたくは無いですが、もしもの時に家のローンの支払いがなくなるのは大きいですよね。
毎月の支払いからローン分が消えたら、遺族年金もあるしなんとか家族は生きていけると思います。
持ち家派が考える持ち家のデメリットと賃貸派のメリット
僕は家を建てましたが、もちろん持ち家にもデメリットはたくさんあると思っています。
- 注文住宅は地方じゃないと厳しい
- ご近所付き合いが失敗すれば最悪
- その家に一生住まないといけない
- 固定資産税がかかる
- 維持費が発生する場合も
このようにデメリットもたくさんあると思ってます。
注文住宅は地方じゃないと厳しい
僕は地方でさらに安い土地を買うことが出来ました。
大手では無く、地方工務店で建てましたが、いろいろ願望を叶えた結果まだ確定では無いですが総額で約3900万円ほどかかる見込みです。
地方だからこそこの値段で建てられますが、都会となると土地代だけで数千万もかかります。
そうなれば、家の総額は5千万を軽く超え1億を超えることもあるそう。
とてもじゃないけどそんな金額払えません…
僕が注文住宅を建てているので、そちらに偏った意見になりましたが、家を建てずに建売やマンションを買う場合。特に都会に住む人はそちらの選択肢の方が多いのでは無いでしょうか。
もし今住んでいる地域にずっと住んでも良いという方は、賃貸では無く家やマンションを買った方が良いのかもしれません。
都会ではアパートやマンションの家賃も高いでしょうから、どうせ同じくらい払うのならローンを払い終われば家賃がかからなくなりますし、ローンを組めば団体信用生命保険もありますから、メリットはあります。
賃貸のメリットはとにかく臨機応変に対応できること
僕が考える賃貸のメリットは、将来何が起こったとしても臨機応変に対応出来ることだと思っています。
やりたい仕事が出来て住む場所を変えなければいけなかったり、ご近所付き合いが悪くなれば引っ越せば良いし、住宅ローンもないので簡単に引っ越しすることが出来ます。
持ち家のデメリットは賃貸ならば全て解決出来ます。
家にそこまでこだわりがなかったり、老後の家賃分はしっかり確保できる方なら、賃貸の方が正直メリットは多いと思っています。
賃貸のデメリットって老後も家賃をずっと払い続けなければいけないことくらいしか無いと思うので。
賃貸でぜんぜん良い、将来何かあった時に困りたく無い人は賃貸の方が良いと思っています。
これからの時代は持ち家か賃貸か
さて、ここで題名にある『これからの時代は持ち家か賃貸か』について話したいと思います。
今の時代結婚して、奥さんは専業主婦で、子供がいて、家を建てて、同じ会社で一生働くひと昔までは当たり前だったこの生き方が、今では当たり前ではなくなりつつあります。
将来時代がどう移りゆくか分からないし、今やどの会社も、業界も、何十年先はどうなっているかは分かりません。
そんな不透明な未来を、住宅ローンを背負って不自由になりながら生きるのが不安であれば、身軽な賃貸の方が良いのかもしれません。
日本は災害も多いので、せっかく家を建てても…ということももしかしたらあるかもしれませんからね。
さらに今は総額500万円ほどで買える3Dプリンタで作られた家も開発されているそうです。
もしかしたら、数十年後にはこんな家も当たり前になってくるのかも。
安くて性能も高ければ、今高額なローンを組んで家を建てた僕のような人たちは将来悔しがるような時代もくるのかもしれません。
気づけば長々と書いてしまいましたが、僕は一軒家で家族と生活したかったので、さまざまなデメリットを覚悟しつつ、持ち家を選びました。
持ち家か賃貸か。
それは将来起こるかもしれない不足の自体に備えたいか、そうなるのを覚悟しつつ憧れを選ぶか。
そういった分かれ目になるのかもしれませんね。
っていうかもしお金持ちなら、そもそも悩む必要もないのかもしれませんが。