ゆうまるらいふ

悩めるサラリーマンの頭の中

未来予想ってなんだかワクワクする『ユーチューバーが消滅する未来』

未来予想って面白い。何十年後の世界では車が全自動になっていたり、スマホがさらに進化して空間に投影された画面を操作出来るようになったり、ベーシックインカムが普及して誰もが好きな仕事をして自由に暮らす…などなど未来予想をするとワクワクする。もちろん環境破壊や少子高齢化、長く続く不景気など逆に未来を予想するのが怖いものも多いけど。昔の人達がこんな現実に起こるとも思えない近未来を予想したイラストを見てワクワクしたように、未来予想というものはいつの時代も人をワクワクさせてくれるものなのだろう。

引用『みんな未来予想に夢中だった 100年前に描かれた「百年後の日本」』https://globe.asahi.com/article/12786581

今回『ユーチューバーが消滅する未来』という本を読んだ。

 

この本を手に取ったきっかけはユーチューバーが消滅する未来が来るのか?じゃあ今活躍している僕の好きな東海オンエア等のユーチューバーはどうなるの?と気になったから。さらに岡田斗司夫さんは最近YouTubeでよく見かけるようになり、この人の話面白いなと思っていた。ユーチューバーが消滅してしまうという、タイトルだけ読むとあまりワクワクするような内容では無かったが岡田斗司夫さんがどんな未来を想像した話が書かれているんだろうと気になった。

 

読んでみると確かに数十年後にはこうなっているかもしれない、現実的な未来予想を読めて面白かった。先ほどの100年前にかかれた未来予想よりも、はるかに現実的な未来予想。AIが進化すれば20年、30年のスパンで考えたら人間にはどんな仕事も残らないとか、価値観がどんどん変わり結婚や育児の考え方が変わってくるとか。20年後、30年後に人間の仕事が無くなっていけばどうなるのだろうか?「この会社で定年まで働けるのか…」という不安は無くなるかもしれない。でもこれから35年の住宅ローンを組もうとしているのにそれはどうなるの?そんなことを考えていると将来のこの変化が楽しみなような、不安なような…

 

「今は乱世だ」という自覚を持つ。その自覚を持てるかどうかが、これからの10年、20年の世界を見越し、生き抜いていく上での「格差」となっていくでしょう。

 

岡田 斗司夫. ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く (Japanese Edition) (p.29). Kindle 版.

 

考えてみるとここ10年でも世の中の価値観や考え方は大きく変わっていると思う。それこそユーチューバーという職業が生まれて一般的になったのもこの10年だし、スマホというものが当たり前になって、今ではコロナ禍を気にリモートワークなど働き方も変わっている。まさに「今は乱世だ」という自覚を常に持ち、今後の時代変化に乗り遅れず先導者について行くくらいの気持ちでないと成功することは到底出来ず、格差をつけられるのかもしれない。