ゆうまるらいふ

悩めるサラリーマンの頭の中

ガラケー世代にはこの煩わしさが心地いい

最近iPhone8からiPhoneSE3へ機種変更した。5年以上使ったiPhone8、バッテリーの減りがずっと早かったのだが、それに加えて64GBしかなかったストレージも一杯になり、さすがに使い勝手が悪くなったので機種変更をした。最新のiPhone14が欲しい気持ちもあったが「SE3と倍以上のお金を払ってまで欲しいものではないかな?」とお得に買えるiPhoneSE3を選択した。

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iPhoneSE3に不満は全く無い。ただ強いていえば、見た目がiPhone8とほとんど一緒なので『買い替えた』という感覚がほとんど無い。iPhoneはデータの移行もまるっとそのまま出来るので、中身まで全く変わらない。せっかく6万円以上も払ったのに、そんな『ワクワク感』を得られないなんて面白く無い。

せめてこれまでと違う感を出すためにiPhoneケースも買い換えることにした。それもせっかくならと、ここ数年使っていなかった手帳型ケースにしてみた。

ガラケー世代にはこの煩わしさが心地いい

 

手帳型ケースのメリットはいくつかある。ふとした時にスマホを落としても画面から落としてバキバキに割れる心配が減るし(とはいえ僕はこれまでスマホ画面を割った経験が無いので、どんな落とし方をすれば画面が割れるのかは知らないが)、カード入れがついててカードを入れることが出来るし(特に入れるものないから何も入れてないけど)、動画が観やすいように自立させることも出来る(…まぁ滅多にしないけど)。

 

ガラケー世代にはこの煩わしさが心地いい

 

…なんかこうして改めてメリットと思われることを挙げてみると、正直手帳型ケースにしたからといって、たいしたメリットはないのかもしれない。むしろスマホを見る時にカバーを開く、閉じるという無駄なアクションが発生する始末だ。そういう動作の煩わしさから、手帳型ケースを選ばないという人は多い。

それでも僕が手帳型ケースを使っている理由は、この開く、閉じるという動作が、ガラケー世代には逆に刺さるからだ。僕は1994年生まれ。高校生で携帯を持ち出して、最初はガラケーを使っていた。周りがスマホを徐々に使いだしたのが高校3年生の頃、そんな年代だ。最近入ってくる後輩はみなガラケーを使ったことが無く、アラサーにして衝撃のジェネレーションギャップに動揺を隠せないでいる。

ただ当時はスマホなど、ガジェットの進化を青春時代とともに体感出来た、いい時代に生まれたなと思っている。ここ数年、特にスマホには正直進化やワクワク感を感じないが、当時は新しいガラケー選びにはワクワクしたし、ガラケーからスマホへの進化はその便利さに感動を覚えた。

 

ホーム画面を見るため画面を開く、閉じる。この動作は確かにめんどくさいが、ガラケーのあの頃を思い出して、今はこの煩わしさが逆に心地いい。そこまで便利ではないが、今のところ大した不満も感じてない。この気持ちに飽きが来ないうちは、当時のワクワク感を思い出しながら、少し手間をかけてスマホを開く。